enPiTの1年
修了までのプログラムの流れ、年間スケジュール、およびPBL(Project Based Learning)基礎のスケジュールを紹介します。
enPiTプログラムの構成
enPiTでは、基礎知識学習、PBL基礎と発展学習をセットとして受講することで、より実践的でイノベーティブな開発構想とチームプロジェクト開発を体験することができます!ただし、発展学習だけの受講が出来ないことに注意して下さい。
enPiT実施内容の詳細は本ウェブページをご覧になるか、説明会にご参加下さい。
-
- 2020年度は以下の日程で実施します
- 5/8 ガイダンス
- 4/13-7/17 基礎知識学習
- 7/22-7/29 PBL基礎 (集中講義)
- 10/4-1/15 発展学習
- 1/15 成果発表会
- 2月or3月 BizSysD分野ワークショップ (筑波からは上位チームのみ参加)
受講申込
まずは各学類の講義に対応した科目をtwinsから履修登録をおねがいします。
情報科学類 | 主専攻実験A、B (情報システム, ソフトウェアサイエンス, 知能情報メディア) |
---|---|
情報メディア創成学類 | 情報メディア実験A、B |
知識情報・図書館学類
および情報学群以外 |
ビジネスシステムデザインA、B |
なお、ビジネスシステムデザインBの履修にはビジネスシステムデザインAを履修していることが必要です。
また、以下の
修了要件
を満たした者については修了証を授与します。
<!–なお、秋学期のBの代わりに、PBL化した従来テーマ( enPiT準拠テーマ )を選択することでも修了証を受け取ることができます。Bに代わり、PBL化していない従来テーマを選択することもできますが、この場合は修了証を受け取ることができませんのでご注意ください。
–>
他大学生は メール にてお問い合わせください。
基礎知識学習
基礎知識の獲得
基礎知識学習期間では、GitHubやロジカルシンキングといったオムニバス講義を実施するとともに、書籍などを利用し、ソフトウェア開発、プロジェクト開発の基礎知識として下記のようなキーワードを理解し、説明ができるようになることを目指します。
また、開発スキルとしてGitHub、Ruby on Rails、Android Studio、Swiftなどがあるとよりスムーズになります。
テーマの検討
PBL基礎開始までにenPiTで取り組むテーマを考えておいてください。PBL基礎の初日にテーマを持ち寄ってチームとテーマを決定します。提案テーマに対して賛同してくれる人が集まればテーマとして採用されます。自分の提案テーマで開発するほうが楽しいです。
テーマは「困っていること,解決したい課題」などであり、具体的な開発内容ではありません。
例
朝起きられない
勉強/研究せずについつい遊んでしまう
研究室でごはん一緒に行く人集めが面倒
PBL基礎
7月下旬または8月初旬の8日間、構想の洗練とチーム開発を行い、発展学習で開発を仕上げます。
本集中講義期間の中心となるmini PBLでは、週の前半では自分達で持ち寄ったテーマや進行中のテーマをもとに、テーマ自体を洗練させる議論を実施し、後半には開発速度を見積り、まず一週間で実装可能な部分を開発し、動くものをデモします。
実施内容の位置付け
PBL基礎ではオムニバス講義、アジャイル研修、mini PBLを実施します。それぞれの位置付けは以下のようになっています。
オムニバス講義 | 開発のための周辺知識や上流工程のためのさまざまな技術を座学で学びます。 |
---|---|
アジャイル研修 | 開発構想の洗練手法やアジャイル的な開発手法などについて経験を通じて学びます。 |
mini PBL | 前半は主に開発構想洗練について議論をし、後半は主にアジャイル的なプロジェクト開発を実践を通じて身につけます。 |
時間割
後日掲載いたします。
発展学習および成果発表会
発展学習(10月~1月)
PBL基礎での議論を活かしてプロジェクトを進展させます。2週に一度程度教員からのフィードバックを得つつ、2〜3ヶ月程度で開発を完成させ、成果発表会に臨みます。
成果発表会「enPiT筑波大ワークショップ」(1月)
PBL基礎および発展学習での成果物とプロジェクトの取り組みや進展について、発表とデモを実施します。この中から当日の投票および審査に基づき、優秀であったグループには優秀賞を授与します。
修了証授与
修了要件
-
- 以下のいずれかを満たしていること
- ビジネスシステムデザインBを修得していること
- 主専攻実験A,Bもしくは情報メディア実験A,Bを履修しており、春学期にテーマ「PBL形式によるネットワークサービス開発A」を修得し、あわせて秋学期にテーマ「PBL形式によるネットワークサービス開発B」もしくは「 enPiT準拠テーマ 」を修得していること
- 上記相当と判断されるビジネスシステムデザイン分野の実践的なICT関係知識および技能を修得していること (2017年度以降の Campus OJT 修得者を含む)
修了証
修了者には、enPiTビジネスシステムデザイン分野共通の修了証が授与されます。
貸与可能機材
こちらで用意できるものは以下になります。その他どうしても必要なものについては相談してください。