enPiTについて
プログラム概要
プロジェクト型学習(Project Based Learning, PBL)を基軸に、学生がチームを組んで自律的に自分達のテーマの具現化を目指します。チームでのプロダクト開発を通じて、チーム運営や、ユーザが本当に必要としているものを掘り下げる技術を体験します。カリキュラム
基礎知識学習、PBL基礎、発展学習の3つのステップで構成されます。このプログラムにより、ビジネスニーズを捉える能力、実践的課題を解決する能力を養えます。筑波大学の学群生は 下記科目の履修登録が必要です。| 情報科学類 | 主専攻実験A、B (情報システム, ソフトウェアサイエンス, 知能情報メディア) |
|---|---|
| 情報メディア創成学類 | 情報メディア創成実験A、B |
| 知識情報・図書館学類 および情報学群以外 | ビジネスシステムデザインA、B |
enPiTの1年
「ユーザへの新たな価値提案」を目標に、4月から7月にかけて基礎知識学習を行い、8月にPBL基礎として集中演習に参加します。その後、10月から12月にかけて、チームによる発展学習(PBL開発)を通じて上記目標に沿ったプロダクトを完成させます。完成したプロダクトと、1年の開発経験を12月の成果報告会にて報告します。
enPiTで得られる5つのメリット
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ユーザへ新たな価値を提案することを意識した開発構想の洗練化を体験できます
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アジャイルソフトウェア開発のプロセスを経験的に学習できます
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チームによる開発を経験できます
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成果物ができます
- 成果物を就活、研究、実生活に活用してください。
- 修了証も発行されます。
- 自分のアイデアを実現して宣伝できます。
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優秀なグループには賞や外部発表もあります
- 業績になります。履歴書にも堂々と書いてください。
募集背景
筑波大学では、文部科学省が推進する高度IT人材を育成する産学協働の実践教育ネットワーク(enPiT)事業の一環として、2013年度から大学院学生を対象に「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」という情報教育を実施してきました。2016年度よりこれを学類教育にも拡充し、とりわけビジネスシステムデザイン(enPiT-BizSysD)に関する教育として、enPiT-BizSysDを受講する学類生を広く募集します。
enPiT-BizSysDでは、ICTを柔軟に活かし、IoTなど進化を続ける先端情報技術や情報インフラにおけるこれからの社会ニーズ、特にビジネスニーズに対し、アプリケーション開発技術やシステムデザインの素養を活用して、実践的な問題解決を自発的に行える実践的でイノベーティブな開発構想と、グループプロジェクト開発を体験することができます。