2017年度 enPiT BizSysD分野ワークショップ

大盛況で終了いたしました。ご講演・ご発表した皆さま、参加された皆様誠にありがとうございました!

概要

enPiTビジネスシステムデザイン(BizSysD)分野では、筑波大学, 愛媛大学, 山口大学, 公立はこだて未来大学, 会津大学, 室蘭工業大学, 岩手県立大学, 産業技術大学院大学, 琉球大学, 埼玉大学が連携校となり, 実践的な問題解決を自発的に行えるイノベーティブな人材を育成するカリキュラムを展開しております。 本カリキュラムにご参画いただいている企業様、連携大学、参加大学それぞれの意見を統合し、BizSysD 分野の発展を目指した活発な議論を行うため、ワークショップを開催いたします。また、学生数グループからは短期集中合宿および分散PBLを経て、学生がチャレンジした取り組みについて、学生自身により発表、デモをしてもらいます。奮ってご参加ください。

表彰

当日参加者の投票をもとにした審査委員会による厳正な審査を経て,下記3チームに優秀賞が送られました.おめでとうございます!
  • 第1位:琉球大学拠点 チームar_h: 子供向けアプリ「おままごとハウス」
  • 第2位:筑波大学拠点 チームやっていき: 家計学園:音声入力やキャラクター着替えのできる簡単家計簿アプリ
  • 第3位:愛媛大学拠点 チームみかん帝国: 面接体験VR「V interview」

プログラム

時間内容
12:30開場・受付開始
13:00オープニング
13:10-14:00招待講演 岩本智裕氏(株式会社オプト)
「変わりゆくPBL ~ 今学ぶべきことは何か? ~」
14:00-14:10休憩
14:10-15:10学生グループによる成果発表1
  • 筑波大学拠点: 家計学園:音声入力やキャラクター着替えのできる簡単家計簿アプリ (チーム名:やっていき)
  • 室蘭工業大学拠点: 途中下車促進システム「PSO」車内オークションシステム「IBURI AUCTION TRAIN」 (チーム名:屯田兵)
  • 埼玉大学拠点: コーディネート支援アプリ「Smart Fitting」(チーム名:愛着を持つ)
  • 山口大学拠点: 子育て支援のためのRaise(レイズ)の開発(チーム名:ゴールデンボンバー)
  • 愛媛大学拠点: 面接体験VR「V interview」(チーム名:みかん帝国)
15:10-15:20休憩
15:20-16:10学生グループによる成果発表2
  • 琉球大学拠点: 子供向けアプリ  「おままごとハウス」(チーム名:ar_h)
  • 公立はこだて未来大学拠点: 外国人観光客と地元住民をつなぐ「Youbeacomm」 (チーム名:BEACON FUN)
  • 岩手県立大学拠点: コーデ提案ボット「絶対服装教えるマン」(チーム名:Fashion monster)
  • 会津大学拠点: 癌性疼痛の持続皮下注射薬治療における処方分析サポートシステム開発(チーム名:Messyzilinder)
16:10-17:10学生グループによるデモ
17:10-17:402017年度enPiT活動の振り返り
17:40-17:55クロージング・表彰式
18:10-20:00情報交換会

招待講演

「変わりゆくPBL ~ 今学ぶべきことは何か? ~」

岩本智裕氏(株式会社オプト)
システム開発型のPBL(Project Based Learning)教育が始まり10年近く経過した。日本経済の成長を担っている情報技術分野は、この10年で急速に高度化・多様化してきている。今後10年もさらに大きく飛躍していくと予測される。それに伴い、PBL教育も変化を求められるであろう。本講演では、この10年で情報技術分野とともにPBL教育がどのような変化を遂げたかを整理する。それを用いて、今後10年起こるであろう変化を予測し、学生は何を学ぶべきか、PBL教育がどのように変化すべきかを提案する。
プロフィール:九州大学 大学院 システム情報科学府のQITOコース在学中、システム開発型のPBLを受講。PBL教育に魅了され、PBLを受講している全国の学生を一堂に集め、意見交換や成果発表をする「PBLSummit」を発足。2012年卒業とともにシーエー・モバイルに、エンジニアとして入社。iOS・AndroidアプリやADNWの開発に従事。その後、教育系スタートアップやフリーランスを経て、株式会社オプトに入社。現在は、スマートデバイス・テクノロジー部部長を務め、エンジニア組織「オプトテクノロジーズ」の立ち上げやアプリマーケティング向けDMP「SpinApp」のプロダクトマネジメントに従事。PBL Summitは過去5回開催し、100名以上が参加するイベントへと成長。

発表チーム

チーム名システム名・概要
筑波大学拠点:チーム「やっていき」家計学園
音声入力ができる簡単家計簿アプリです。キャラクターきせかえも楽しめます。
既存の家計簿アプリの”続けられない”、”入力が面倒くさい”という問題を解決したい、そんな想いのもと誕生した新しい家計簿アプリが、この家計学園!この家計学園は通常の手入力に加えて、音声入力で簡単に買い物の記録をすることができます。また、残高などをゲーム的に管理することで、家計簿にありがちな”めんどくさいから入力しなくていいや”を解消することができます。
室蘭工業大学拠点:チーム「屯田兵Δ:」途中下車促進システム「PSO」車内オークションシステム「IBURI AUCTION TRAIN」
「PSO」:観光都市函館、札幌間の観光客の往来を利用できれば胆振地方の 活性化につながるはず。PSOシステムはマップ機能とスケジューリング 機能で列車移動の観光客の途中下車を促進します。 「IBURI AUCTION TRAIN」:JR北海道からの依頼、胆振地区活性化のための 列車内エンターテイメントとして、列車内でオークションを行うシステムを提案しま す。胆振地区の観光資源である豊富な食材を活用し、IBURI AUCTION TRAIN では観光客と地元の飲食店をオークションを利用して繋ぎます。
埼玉大学拠点:チーム「愛着を持つ」コーディネート支援アプリ「Smart Fitting」
Smart Fittingは、店で服を買うとき、手元にない服との着合わせが簡単に確かめられるアプリです。皆さんは服を買うときに、一つの店でワンセット揃えることはありますか? おそらくないでしょう。このアプリは、自宅にある服を事前に登録しておくことで、店にある服との着合わせをバーチャルに確認することができます。
山口大学拠点:チーム「ゴールデンボンバー」子育て支援のためのRaise(レイズ)の開発
開発したアプリ「Raise」のビジネス性
顧     客:0歳から6歳の子供をもつ20~40代の女性 
顧客の要望:子育てに関する情報の氾濫や子育てにおける不安、負担の軽減
提供価値 :子育てにおける正確な情報の提供、簡易化による子育て課題の解決
強     み:利益ベースでないため顧客の負担がほぼない、           他の子育てアプリにはない機能・デザイン
愛媛大学拠点:チーム「みかん帝国」面接体験VR「V interview」
これから就活生となる学部生や院生をターゲットに面接を疑似体験してもらい社会に出るための足掛かりになればと思い開発しました。面接VRでは最低限のマナーと簡単な質問に受け答えができるシステムを組み込み、社会人の礼節を疑似体験できます。
琉球大学拠点:チーム「ar_h」子供向けアプリ「おままごとハウス」
“このおもちゃが欲しい”、”あのおもちゃが欲しい”とママにいっても買ってもらえない…そんな子供のためにARによるおままごとアプリを開発しました!!この”おままごとハウス”があれば、可愛い家具やおもちゃを選び放題、自由に遊べて、たくさん散らかしてもママに怒られないARアプリです!
公立はこだて未来大学拠点:チーム「BEACON FUN」外国人観光客と地元住民をつなぐ「Youbeacomm」
観光地として有名な函館には、多くの外国人観光客が訪れます。外国語が堪能でない地元住民とのコミュニケーションを解決する手段のひとつとして、外国語と日本語が対となった会話文を指差しあうことでコミュニケーションをとるという手段があります。しかし、最もよく利用されている「書籍」としての指差し会話文リストでは、状況に適した会話文を見つけるのに時間がかかる、伝えたい内容の会話文が掲載されていないことがある、といった課題があります。Youbeacommは、函館市内に設置が予定されているBLEビーコンを活用して、観光スポットや店舗毎などの場所に応じて最適な指差し会話文を推薦したり、ユーザによる会話文の充実化を可能にするアプリです。
岩手県立大学拠点:チーム「Fashion monster」コーデ提案ボット「絶対服装教えるマン」
お洒落になりたいけどなれない男子大学生のために,持っている服からコーディネートを提案します.ユーザに新しくアプリをインストールしてもらうのは敷居が高いです.そのため,LINEボットをエントリーポイントとし,対話的にコーディネートを提案します.現在は持っている服の組み合わせを提案するまでに留まっていますが,今後はファッションサイトから,新しい服を購入できるよう促すことも出来るようしていきます.
会津大学拠点:チーム「Messzylinder」癌性疼痛の持続皮下注射薬治療における処方分析サポートシステム開発
福島県立会津医療センターの緩和ケア科の先生を顧客としてお招きし、受託開発という形式でプロジェクトを行いました。癌性疼痛治療では疼痛を引き起こす要因は複雑で、疼痛を確実に抑える効果的な治療は難しいという課題を抱えています。そこで多くの治療例を比較し分析したいという顧客の要求を受け、治療例の分析の補助を目的としたシステムを開発しました。システムは治療例の蓄積と、分析のためのデータのグラフィカルな表示を担っています。またプロジェクトを通して、スケジュール管理、要求の引き出し方、分担作業等、多くのことを経験し、学習しました。
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